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デザイン・3D技術

AIで子供の絵をフィギュア風にする安全性 — プライバシーと著作権を解説

AIサービスに子供の絵をアップする際の安全性・プライバシー・著作権について解説。

Figmee編集部公開日: 2026-04-05更新日: 2026-07-2610分で読めます
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AIで子供の絵をフィギュア風にする安全性 — プライバシーと著作権を解説

不安の正体を4つに分ける

「AIに子供の絵をアップして大丈夫?」という不安は、分解すると次の4つに整理できます。それぞれ答え方が違うので、順に見ていきます。

  1. アップロードした画像はどこへ送られるのか
  2. AIの学習データに使われてしまわないか
  3. 他人に見られたり、公開されたりしないか
  4. 絵の著作権はどうなるのか

1. 画像はどこへ送られるのか

画像生成AIを使うサービスの多くは、自社サーバーだけで処理を完結していません。外部のAI事業者のAPIへ画像を送り、結果を受け取っています。

個人情報保護委員会も2023年6月に注意喚起を出し、入力された個人情報が「応答結果の出力以外の目的で取り扱われる場合」には個人情報保護法違反となる可能性があると示しています(出典: 個人情報保護委員会「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等について」)。送信先と利用目的の把握は、事業者側だけの問題ではありません。

Figmee の場合、アップロードされた画像は次のように扱われます(プライバシーポリシー 第4条・第5条)。

処理委託先の所在国
画像の特徴分析とフィギュア風画像の生成米国
3Dモデルデータの生成(購入された場合)中国

外国の委託先に送るのは画像データのみで、メールアドレスなど個人を直接識別する情報は含めていません。処理の仕組みそのものに興味がある方は画像から3Dモデルを作るAIの仕組みもご覧ください。

2. AIの学習に使われないか

ここは規約の書き方で大きく差が出ます。Figmee では、委託先サービスの利用規約により、API経由で送信されたデータがモデルのトレーニングに使用されないことを確認しています(プライバシーポリシー 第4条)。

確認すべきなのは「使いません」という一文があるかどうかです。書かれていない場合、それは「使わない」ではなく「決めていない/使う余地がある」と読むのが安全です。

3. 公開範囲と保存期間

項目Figmee の扱い
画像の公開範囲非公開。ユーザー自身がシェア機能で公開設定した場合のみ公開される
第三者への販売・貸与行わない
画像・3Dモデルの保持アカウント削除時まで(削除時に完全消去)
アクセスログ最大90日
通信SSL/TLS による暗号化
削除の方法設定画面からアカウント削除。開示・訂正・利用停止の請求も可能

(出典: プライバシーポリシー 第4条・第7条・第10条・第11条)

なお、16歳未満のお子さまから意図的に個人情報を収集することはありません。16歳未満が利用する場合は保護者の同意を得たうえでの利用が前提です。

サービスを選ぶときのチェックリスト

Figmee に限らず、AIで絵を変換するサービスを使う前に、次の6点を確認しておくと判断できます。

  1. 送信先(委託先・所在国)がプライバシーポリシーに書かれているか
  2. 「学習に使用しない」と明記されているか
  3. データの保持期間が書かれているか
  4. 削除の方法(アカウント削除で消えるか)が書かれているか
  5. 公開範囲の既定値が「非公開」か
  6. 事業者名・所在地・問い合わせ窓口が実在するか

アップロードする前の実務的な注意

  • 名札・園名・住所の写り込みを確認する — 絵の隅に書かれた名前はトリミングで外せます。
  • 顔写真は不要 — 絵だけをアップロードすれば足ります。
  • 共有設定の既定値を見る — 公開ギャラリーに載る仕様のサービスもあります。
  • アップロードできない内容がある — 性的・暴力的な表現や第三者の権利を侵害するコンテンツは、外部AI事業者の安全システムによって自動的にブロックされることがあります(利用規約 第4条)。

4. 著作権はどうなるのか

著作権は描いた本人のもの

著作権は作品を創作した時点で自動的に発生し、登録などの手続きは不要です(無方式主義・著作権法第17条第2項。出典: 著作権法 日本法令外国語訳データベース)。年齢の制限もないため、2歳の子が描いたなぐりがきにも著作権があり、著作者はその子自身です。未成年のうちは保護者が事実上管理することになります。

変換しても著作権は移らない

サービスに画像をアップロードしても、著作権が事業者に移るわけではありません。家庭内やそれに準ずる限られた範囲で使う複製は、私的使用のための複製として認められています(著作権法第30条)。家族へのプレゼントや自宅での鑑賞はこの範囲に収まります。

注意が必要なケース

  • アニメ・ゲームのキャラクターを描いた絵 — 家庭内で楽しむのは私的使用の範囲ですが、SNSでの公開や販売には権利者の許諾が必要です。詳しくはファンアートの3Dモデル化と著作権で解説しています。
  • グッズにして販売したい場合 — 私的使用の範囲を超えます。判断の目安はオリジナルキャラクターのグッズ化と著作権にまとめています。
  • 共同制作の作品 — 他のお子さまにも著作権があるため、公開時は配慮が必要です。

著作権の基礎は3Dモデルの著作権入門、AIで作る場合の論点はAIでオリジナルフィギュアを作る時の安全性と著作権で詳しく扱っています。

よくある質問

Q. アップロードした絵を後から消せますか?

A. アカウントを削除すると、関連する画像・生成物がすべて消去されます。個別の請求(開示・訂正・利用停止)も問い合わせ窓口から行えます。

まとめ

安全かどうかは「AIだから危ない/安全」では決まりません。送信先・学習利用・保持期間・削除方法・公開範囲が書かれているかどうかで判断できます。使う前にプライバシーポリシーのこの5点を探してみてください。実際の操作手順はFigmeeの使い方ガイド、変換方法の比較は子供のイラストをフィギュア風にする方法をご覧ください。

Figmeeで安心のフィギュア風画像づくり

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