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GLBをWebサイトに埋め込む方法|model-viewerで自作キャラの3Dを回せるポートフォリオにする

GLBをWebサイトに埋め込むなら、Googleが公開しているmodel-viewerが手軽です。読み込みの1行を足し、src・camera-controlsなどの属性を書けば、見る人がマウスや指で回せる3Dがページに出ます。属性の役割、置き場所の条件、表示されないときの直し方、スマホでの見え方までまとめました。

Figmee編集部公開日: 2026-11-07更新日: 2026-11-0720分で読めます
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GLBをWebサイトに埋め込む方法|model-viewerで自作キャラの3Dを回せるポートフォリオにする

GLBをWebサイトに埋め込むなら、Googleが公開しているWebの部品「model-viewer」を使うのが手軽です。ページに読み込み用のscript要素を1行足し、model-viewerのタグのsrc属性にGLBの場所を書いてcamera-controls属性を付ければ、見る人がマウスや指で回せる3Dがページに出ます。

この記事では、GLBをWebに置く3つの方法の違い、model-viewerで埋め込む手順と主な属性の役割、表示されないときの直し方、スマートフォンでの見え方、作品が増えたときの並べ方を順に整理します。HTMLのコードそのものは、版の番号まで正しいものを公式のドキュメントからコピーするのが確実なので、この記事では属性の名前と役割を説明し、コードは公式のページへのリンクで示します。model-viewerの仕様は、2026年11月時点の公式のドキュメントで確かめた内容です。

※現在のFigmeeが提供しているのは、描いたイラストから作るフィギュア風画像、3Dモデルデータ(GLB / 3MF)、3Dモデルの回転動画です。実物の3Dプリント注文は準備中(Coming Soon)です。また、写真や写真のように見える画像は3Dにできません(描いた絵が対象です)。

GLBをWebページに置く方法は何がある?

GLBを見る人のブラウザで回してもらう方法は、「自分のサイトに埋め込む」「作ったサービスの共有リンクを渡す」「3D共有サイトに置いて埋め込む」の3つです。自分のサイトの中に、自分のデザインで置きたいならmodel-viewerでの埋め込みが向いています。

方法自分のサイトの中に出せるか手間容量の考え方向いている人
model-viewerで埋め込む出せるHTMLを書き足す・GLBをサーバーに置く置いたGLBをそのまま読むので、軽くするのは自分ポートフォリオのサイトを持ち、HTMLを直せる人
Figmeeの共有リンク出せない(リンクを渡す)作品の画面でスイッチを入れるだけ気にしなくてよいFigmeeで作ったモデルをすぐ見せたい人
Sketchfabなどの共有サイト埋め込み用のHTMLを貼れば出せるアカウント作成・アップロードサイトの上限に従う複数のソフトで作ったモデルを1か所にまとめたい人

Sketchfabでは、モデルのページのビューアの下にある埋め込み(Embed)のボタンから、自分のページに貼る埋め込み用のHTMLを取り出せます。非公開やパスワード付きのモデルも埋め込めると案内されています(出典: Sketchfab Help Center「Embedding your 3D models」、2026年11月時点)。共有リンクで見せる手順と、公開すると見えるものは3Dモデルをネットで公開する方法にまとめています。

model-viewerとは?

model-viewerは、Googleがオープンソース(Apache License 2.0)で公開しているWebの部品で、ページにタグを1つ置くだけで3Dモデルを表示し、回せるようにします。読めるのはglTFとGLBだけで、公式のFAQは今後もこの形式だけに対応すると書いています(出典: model-viewer FAQ、2026年11月時点)。

  • 読み込み方:公式のREADMEにある、type="module"を付けたscript要素をページに貼ります。読み込み先はGoogleのCDN(ajax.googleapis.com)で、URLの途中に版の番号が入ります。npmでは@google/model-viewerという名前で配られています(出典: model-viewerのREADME、2026年11月時点)。
  • 版:2026年11月7日時点のnpmの最新版は4.4.0です(出典: npm「@google/model-viewer」)。
  • 対応ブラウザ:READMEは、常に更新されるブラウザ(Chrome・Firefox・Safari・Edgeなど)のパソコン版とスマートフォン版について、直近2つのメジャーバージョンに対応するとしています。

FigmeeのGLBは、形と色(テクスチャ)を1つのファイルにまとめたものなので、画像を別に置く必要がなく、GLBを1つアップロードすれば足ります。GLBそのものの仕組みはGLBファイルとはで、どんな絵が3Dに向くかはイラストを3D化する方法の全体ガイドで説明しています。

埋め込む手順は?

GLBを用意して軽くする、サーバーに置く、読み込みの1行を足す、タグに属性を書く、パソコンとスマートフォンで確かめる、の5段階です。HTMLを直せるサイトなら、最初の1体は30〜50分ほどが目安です。

  1. GLBを用意して軽くする(10〜30分):Figmeeなら作品の画面の「保存」から「3Dモデル(GLB)」を選びます(保存に追加のトークンはかかりません)。読み込みが遅くなりそうなら、テクスチャの縮小・ポリゴンの削減・圧縮の順で軽くします(手順はGLBを軽くする方法)。
  2. GLBをサーバーに置く(5分):ページと同じサーバー(同じドメイン)にアップロードするのが簡単です。別のドメインに置く場合は、そのサーバーがCORSのヘッダーを返す設定にする必要があります(下の「読み込みが遅い・表示されないときは?」)。
  3. 読み込みの1行を足す(2分):公式のREADMEにあるscript要素をコピーし、版の番号(例: 4.4.0)を入れて、ページのheadに貼ります。
  4. タグを置いて属性を書く(5分):表示したい場所にmodel-viewerのタグを置き、srcにGLBのURLを、altに作品の説明を書き、camera-controlsを付けます。そのほかの属性は下の表から選びます。タグの書き方の例はmodel-viewerのドキュメントにあります。
  5. パソコンとスマートフォンで確かめる(5分):回せるか、読み込み中に何が出るか、スマートフォンでページを縦にスクロールできるか、色と光り方が思ったとおりかを見ます。

よく使う属性は次のとおりです(出典: model-viewerのドキュメント、2026年11月時点)。

属性役割補足
src表示するGLBのURLglTF・GLBだけに対応
altモデルを説明する文画面を読み上げて使う人にも伝わるように、何の作品かを一言で書く
camera-controlsマウスや指で回せるようにする公式は、ほぼ常に付けるよう説明している
auto-rotate自動で回す回り始めるまでの待ちは既定で3000ミリ秒(auto-rotate-delay)。速さはrotation-per-second
poster読み込みが終わるまで出す画像公式のFAQは、モデルに切り替わっても違和感の無いポスターを常に使うよう勧めている
loadingいつ読み込むか(auto・lazy・eager)既定のautoは、画面に近づいたときに読み込む。eagerはすぐ読み込む
camera-orbit最初のカメラの向きと距離既定は「0deg 75deg 105%」(横の角度・縦の角度・距離)
touch-actionスマートフォンでのスクロールとの関係(pan-y・pan-x・none)既定のpan-yは、縦のスクロールを残したまま横の操作で回せる
shadow-intensity足元の影の濃さ0で影を消す
exposure明るさ(露出)明るすぎる・暗すぎるときに調整する
ar対応する端末でAR表示を出す端末ごとの条件があるので、ほかを整えてから試す

FigmeeのGLBには動き(アニメーション)が入っていないので、model-viewerのアニメーションの属性は使いません。ポーズを変えることもできないため、キャラクターの見せたい向きはcamera-orbitで最初のカメラの位置を決めて合わせます。

読み込みが遅い・表示されないときは?

何も出ないときは、GLBのURL、置き場所のドメイン(CORS)、読み込みの1行の3つを順に疑います。表示はされるが様子がおかしいときは、下の表の症状から探します。

症状よくある原因直し方
何も表示されないsrcのURLの間違い、読み込みの1行が無い・版の番号の誤りブラウザの開発者ツールのコンソールとネットワークの表示で、GLBとスクリプトが読めているかを見る
別のドメインに置いたGLBだけ読めないCORSで止められているGLBを置いたサーバーが、ページのドメインを許すCORSのヘッダーを返すように設定する(公式FAQ)
パソコンのファイルを直接開くと出ないブラウザが、ファイルとして開いたページからの読み込みを止めることがあるローカルのサーバーか、実際のサーバーに置いて確かめる
表示までが長いGLBが大きいテクスチャから順に軽くする。posterで読み込み中の見た目を整える
圧縮したGLBが出ないmeshoptで圧縮したmodel-viewerはmeshoptのデコーダーが既定で有効になっていない。Dracoで圧縮し直すか、meshoptDecoderLocationを設定する
縁が金属のように光るGLBの材質のメタリック(Metallic)が高いBlenderで材質のメタリックを下げて書き出し直す(下の説明)

CORSの説明は公式FAQの「Why am I getting CORS errors?」に、デコーダーの既定の読み込み先はドキュメントのdracoDecoderLocation・meshoptDecoderLocationの項にあります(いずれも2026年11月時点)。

最後の「縁が光る」は、Figmeeで作ったGLBで起こりやすい症状です。FigmeeのGLBは材質のメタリック(Metallic)が高い設定で書き出されていて、Figmeeのビューアではメタリックを0にして表示しています。そのため、同じGLBでもmodel-viewerなどのほかのビューアでは、彫りの縁が金属のように光って見えることがあります。気になるときは、Blenderで読み込んで材質のメタリックを0に近づけ(メタリックの入力に画像がつながっているときは、そのつながりを外してから値を変えます)、GLBとして書き出し直してから、置き先で光り方が変わったかを確かめます。Blenderへの読み込み方はFigmeeのGLBをBlenderに読み込む手順にまとめています。

スマートフォンでも回せる?

回せます。model-viewerはスマートフォンのブラウザにも対応していて、camera-controlsを付ければ指でドラッグして回せます。気をつけるのは、ページのスクロールとの取り合いとメモリの2つです。

  • スクロールとの取り合い:touch-actionの既定のpan-yでは、縦に指を動かすとページがスクロールし、横に動かし始めるとモデルが回ります。noneにするとモデルの上ではページがスクロールしなくなるので、モデルを画面いっぱいに置くときは、見る人がページの先へ進めなくならないかを確かめます。
  • メモリ:大きなテクスチャは、ファイルとしては小さくても表示するときにメモリを多く使い、スマートフォンでは重くなる原因になります。縦横の解像度を下げると効きます(詳しくはGLBを軽くする方法)。

ar属性を付けると、対応する端末ではAR表示(カメラ越しに3Dを置いて見る表示)を始められるようになります。AndroidのScene Viewerには、ファイルの大きさや三角形の数などの推奨値と、使える拡張の条件が公開されているので(出典: Google ARCore「Scene Viewer」、2026年11月時点)、AR表示まで使うときは、その条件に合わせたGLBで試します。

作品が増えたときの並べ方は?

1ページに何体も並べると、そのぶん読み込みとメモリが増えます。一覧のページには作品ごとに静止画(ポスターと同じ画像)を並べ、3Dは作品ごとのページに1体ずつ置く形にすると、一覧が重くなりにくいと考えられます。

  • 一覧は画像、詳細は3D:一覧から作品のページへ移ったところで、回せる3Dを見せます。
  • 1ページに複数置くなら:既定のloading(auto)は画面に近づいたときに読み込むので、下のほうのモデルは見る人がそこまでスクロールしてから読まれます。すべてにposterを付けておくと、読み込み前でも並びが崩れません。
  • 元のイラストと並べる:3Dの横に元の絵を置くと、どの絵から立体になったかが伝わります。

自分のサイトを持っていない場合や、まとめて見せる場所が欲しい場合は、Figmeeのクリエイターページ(マイページで公開の設定をオンにすると、公開した作品が並ぶプロフィールのページ)も使えます。ポートフォリオ全体の組み立て方はイラストレーターのポートフォリオの作り方で、GLBを人に渡して見てもらう方法は無料で3Dモデルを見る方法5選で紹介しています。

よくある質問

WordPressなどのブログサービスでも使えますか?

使えるかどうかは、そのサービスでscript要素を含むHTMLを書けるかで決まります。書けないサービスでは、model-viewerは使えない場合があります。そのときは、Sketchfabの埋め込み(Sketchfabのヘルプは、WordPressなどへの貼り方も案内しています)か、共有リンクを貼る方法を選びます。

見る人はGLBを保存できてしまいますか?

ページに表示するために、GLBのファイルは見る人のブラウザへ送られます。そのため、URLが分かれば保存できる前提で置いてください。依頼して描いてもらった絵から作ったモデルなら、公開してよいかを先に描いた人に確かめます(考え方は依頼したイラストを3Dにしてよいか)。

料金はかかりますか?

model-viewerはオープンソースで、使うこと自体に料金はかかりません。GLBを置くサーバーの費用は、使っているサービスによります。Figmeeでは、3Dモデルの生成に5トークンを使い(アカウントにつき最初の1体は無料)、GLBの保存に追加のトークンはかかりません。

まとめ

GLBをWebサイトに埋め込むなら、model-viewerが手軽です。GLBを軽くしてサーバーに置き、公式のREADMEから読み込みの1行をコピーし、src・alt・camera-controlsを基本に、posterやauto-rotateを足していきます。表示されないときはURL・CORS・読み込みの1行を、縁が光るときは材質のメタリックを確かめます。スマートフォンでは、スクロールとの取り合いとテクスチャの大きさに気をつけます。

自分のキャラクターを回せる3Dでポートフォリオに置きたいときは、Figmeeで描いた絵から3Dモデルを作り、GLBを保存して、この記事の手順で埋め込んでみてください。

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