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Procreateで描いた絵を3D化する方法|iPadだけで進める手順と、3Dペイントで塗り直す道

Procreateで描いた絵は、PNGかJPEGで書き出してFigmeeにアップロードすれば、iPadのブラウザだけで3Dモデルまで作れます。ただしProcreateの3Dペイントが読めるのはUSDZとOBJで、GLBは読めないため、塗り直すにはPCのBlenderでUSDZに変える工程が要ります。書き出しの設定、iPadだけでできることとPCが要ること、うまくいかないときの直し方をまとめます。

Figmee編集部公開日: 2026-11-07更新日: 2026-11-0718分で読めます
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Procreateで描いた絵を3D化する方法|iPadだけで進める手順と、3Dペイントで塗り直す道

Procreateで描いた絵を3D化するには、絵をPNGかJPEGで書き出し、iPadのブラウザでFigmeeにアップロードするのがいちばん短い道です。アプリを入れずに、フィギュア風の3D画像から3Dモデル(GLB / 3MF)まで、iPadだけで進められます。一方、できた3DモデルをProcreateの3Dペイントで塗り直したい場合は、ProcreateがGLBを読めないため、PCのBlenderでUSDZに変える工程が1つ入ります。

この記事では、iPadで描いている人に向けて、書き出しの設定から3Dモデルの保存までの手順と、Procreateで塗り直すときの変換、PCが要る場面を順に整理します。Procreateの機能は2026年11月7日に公式のハンドブックで確かめた内容です。

※現在のFigmeeが提供しているのは、描いたイラストから作るフィギュア風画像、3Dモデルデータ(GLB / 3MF)、3Dモデルの回転動画です。実物の3Dプリント注文は準備中(Coming Soon)です。実在の人物・動物・物・風景を撮った写真や、写真のように見える画像は3Dにできません。

Procreateの絵を3Dにするには何が要る?

要るのは、Procreateから書き出した絵1枚と、iPadのブラウザ(Safariなど)だけです。Figmeeはアプリのインストールが要らないWebサービスで、PNG・JPEG・WebPの画像を1枚20MBまでアップロードできます。Procreateのファイル(.procreate)やPSDはそのままでは使えないので、画像として書き出します。

用意するもの内容
絵Procreateで描いた絵を1枚。キャラクターの全身が入っているものが扱いやすい
書き出す形式PNGかJPEG(Figmeeが受け付けるのはPNG・JPEG・WebP。GIFは不可)
大きさ1枚20MBまで
端末iPadのブラウザ。Figmeeはブラウザで動き、PC・スマートフォンにも対応
トークン3D画像は1〜3、3Dモデルは5。アカウントにつき初回1体の3Dモデルは無料

Procreateで3Dの形を一から作る必要はありません。Figmeeは、描いた絵1枚から見えない側をAIが補って立体にします。そのため、描いていない後ろ側や横は推定になり、絵と同じになるとは限りません。

iPadだけで3Dにする手順は?

iPadだけで、書き出し→アップロード→3D画像→3Dモデル→保存まで進められます。操作の合計は15分ほどで、生成を待つ時間は混み具合で変わります。

  1. Procreateで絵を書き出す(目安3分):ギャラリーで作品を開き、アクション(Actions)→共有(Share)→PNGかJPEGを選びます。書き出した画像は「写真」か「ファイル」に保存します。
  2. iPadのブラウザでFigmeeを開き、絵をアップロードする(目安2分):生成の画面で画像を選びます。初めての場合は登録が要り、登録特典として5トークンが付きます(登録から3か月有効)。
  3. 3D画像(フィギュア風画像)を作る(操作は2分ほど):品質を選んで生成します。使うトークンは標準が1、Proが2、Maxが3です。絵柄が保たれているかをここで確かめ、違えば作り直します。
  4. 3Dモデルを作る(操作は1分ほど):気に入った3D画像から作ります。1体5トークンで、アカウントにつき初回1体は無料です。
  5. ビューアで確かめて保存する(目安5分):指でドラッグすると360°回り、上下にも回せて、顔の近くまで寄れます。作品の画面の「保存」から「3Dモデル(GLB)」か「3Dプリント用データ(3MF)」を選ぶと保存できます。保存に追加のトークンはかかりません。

生成に失敗したときは、使ったトークンが自動で戻ります。写真だと判定されたときも、生成は止まりトークンは戻ります。イラストから3Dにする流れ全体はイラストを3D化する方法で解説しています。

書き出しの設定はどうする?

形式はPNGを基本にし、20MBを超えるときはJPEGにします。背景は無地に近いほうが、どこまでがキャラクターかが伝わりやすくなります。

Procreateの公式ハンドブックによると、PNGは画質を落とさない(可逆)形式で、レイヤーを1枚にまとめて書き出し、透明な部分も保てます。JPEGは圧縮して画質と引き換えにファイルを小さくする形式です(出典: Procreate Handbook「Share」、2026年11月7日確認)。

項目おすすめ理由
形式PNG。20MBを超えるならJPEGFigmeeの上限は1枚20MB。PNGは画質を落とさない
背景無地か、キャラクターと区別しやすい色背景の模様や小物まで形の一部として読まれる場合がある
構図主役1体の全身。正面寄り画面から切れた部分や重なって隠れた部分は推定になる
書き出す前に非表示にするもの下描き・ガイド線・文字のレイヤー書き出すとレイヤーは1枚にまとまるので、見えているものはすべて絵の一部になる

PNGで書き出すとき、背景のレイヤーを非表示にすると透明な背景になります。迷ったら、白などの無地の背景を入れて書き出すと、仕上がりと見比べやすくなります。

色を塗る前の線画だけを書き出して3Dにしたい場合に、色がどう決まるかと向く線画の条件は線画から3D化できる?で解説しています。

できた3DをProcreateで塗り直せる?

塗り直せますが、GLBのままでは読み込めません。Procreateの3Dペイントが読み込める形式はUSDZとOBJの2つで、塗るモデルにはUVマップ(立体の表面を平らに広げた図)が付いている必要があります(出典: Procreate Handbook「Import」(3D Painting)、2026年11月7日確認)。FigmeeのGLBは色をテクスチャ(画像)として持っているので、UVマップも入っています。

GLBをUSDZにするには、無料の3DソフトBlenderを使います。BlenderのUSDの書き出しは、書き出すファイルの拡張子を「.usdz」にするとUSDZで保存でき、USDとテクスチャの画像が1つにまとまります(出典: Blender Manual「Universal Scene Description」、2026年11月7日確認)。

  1. GLBをPCに送る(目安2分):Figmeeで保存したGLBを、AirDropやクラウドのストレージでPCへ移します。
  2. BlenderでGLBを読み込む(目安2分):「ファイル > インポート > glTF 2.0 (.glb/.gltf)」で読み込みます。読み込みの詳しい手順と、色が見えないときの確かめ方はFigmeeで試作→Blenderで作り込む完全ガイドにまとめています。
  3. 必要ならメタリックを下げる(目安3分):生成した直後のGLBは金属感(メタリック)の設定が高めで、ほかのソフトでは縁が金属のように光って見えることがあります。気になるときは、マテリアル(Principled BSDF)のメタリックの値を0にしておきます。メタリックに画像がつながっている場合は、そのつながりを外してから値を変えます。
  4. USDZで書き出す(目安2分):「ファイル > エクスポート > Universal Scene Description」を選び、ファイル名の拡張子を「.usdz」にして保存します。書き出しの設定には、テクスチャの最大サイズを決める項目(USDZ Texture Downsampling)もあります。
  5. iPadへ送り、Procreateで読み込む(目安2分):USDZをiPadへ送り、Procreateのギャラリー右上の読み込み(Import)から選ぶか、AirDropで受け取ってProcreateを選ぶと、3Dペイントで開きます。

OBJで渡す道もあります。Procreateはモデルと同じフォルダにあるテクスチャ(カラー・ラフネス・メタリック・アンビエントオクルージョン・ノーマル)をフォルダごと読み込めますが、テクスチャの画像をフォルダに書き出してまとめる手間が増えるため、USDZのほうが手順は少なくなります。

塗り終えたモデルは、Procreateの共有から、USDZ、OBJ(モデルとテクスチャのフォルダ)、テクスチャのPNG、3Dモデルが回るアニメーションのGIF・PNG・MP4などで書き出せます(出典: Procreate Handbook「Share」(3D Painting)、2026年11月7日確認)。一覧にGLBは無いので、GLBが必要なときはBlenderを通して書き出し直します。

Figmeeの中で色を塗り直したい場合は、サブスク会員の特典の「3Dモデル塗り絵」で、ブラウザ上で3Dモデルに色を塗り、元のモデルを残したまま別のバージョンとして保存できます。始めるときのボタンは「塗り絵をする」です。GLBという形式そのものについてはGLBファイルとは?で解説しています。

変換にPCが要るのはどこ?

PCが要るのは主に、GLBをProcreateで読める形式に変えるところと、形そのものを直すところです。Blenderの公式のダウンロードページに並んでいるのはWindows・macOS・Linuxで、iPad版はありません(2026年11月7日確認。出典: blender.org「Download」)。回転動画の書き出しなど、ほかにPCを使う場面も下の表にまとめています。

やりたいことiPadだけでできるかPCが要る場合
Procreateで絵を書き出すできる—
Figmeeで3D画像・3Dモデルを作るできる(ブラウザ)—
3Dモデルを360°回して確かめるできる—
GLB・3MFを保存するできる—
回転動画を書き出すiPadのSafariでは使えない場合があるPCのChromeかEdgeで書き出す
Procreateの3Dペイントで塗るGLBは読み込めないBlenderでUSDZに変える
形を直す・パーツに分けるFigmeeの中ではできないGLBをBlenderなどで編集する
3Dプリント用のデータを使う3MFは保存できるスライサーはPCで使うことが多い。Figmeeでの3Dプリント注文はComing Soon

回転動画は、ブラウザに備わっている録画の機能で書き出します。Figmeeのヘルプでは、PCのChromeとEdge、AndroidのChromeが対応し、Safari(iPhone・iPadを含む)やFirefoxでは使えない場合があるとしています(Figmeeのヘルプ「3Dモデルの回転動画を書き出す」)。

うまくいかないときは?

多いのは、ファイルが大きすぎる、絵に余計なものが入っている、ProcreateがGLBを読めない、の3つです。症状から直し方を選んでください。

症状考えられる原因直し方
アップロードできない20MBを超えている/GIFなど対象外の形式JPEGで書き出す。キャンバスが大きければ縮小してから書き出す
写真だと判定されて止まった写真や、写真のように見える画像と判定された描いた絵を使う。実写に近い描き方の絵は、写真と判定される場合がある
背景や文字まで形になった背景の模様・文字・サインが絵の一部として読まれた背景を無地にし、不要なレイヤーを非表示にして書き出し直す
後ろ側や横が設定と違う描いていない側はAIの推定正面の絵に後ろ髪の毛先など見えてほしい手がかりを描き足し、新しい作品としてアップロードし直す(3Dモデルは1つの作品につき1体)。色だけならサブスク会員向けの「3Dモデル塗り絵」で塗り直し、形はBlenderで直す。詳しくは1枚の絵を3D化すると背面はどうなる?
ProcreateでGLBが開けないProcreateが読めるのはUSDZとOBJBlenderでUSDZに変えてから読み込む
Procreateで縁が金属のように光る生成直後のGLBはメタリックが高めBlenderでメタリックを0にしてからUSDZで書き出す
回転動画が書き出せないiPadのSafariが録画の機能に対応していない場合があるPCのChromeかEdgeで書き出す

よくある質問

Procreateのファイル(.procreate)をそのままFigmeeに入れられますか?

入れられません。Figmeeにアップロードできるのは、PNG・JPEG・WebPの画像(1枚20MBまで)です。Procreateのアクション→共有から、PNGかJPEGで書き出してください。

iPadだけで、Procreateの3Dペイントまで進められますか?

2026年11月7日時点では、PCが1回要ります。Figmeeで保存できるのはGLBと3MFで、Procreateの3Dペイントが読み込めるのはUSDZとOBJのため、間にBlenderでの変換が入ります。BlenderはWindows・macOS・Linux向けで、iPad版は公式のダウンロードページにありません。

Procreateで塗った3Dモデルを、Figmeeに戻せますか?

戻せません。Figmeeにアップロードできるのは画像だけで、3Dモデルのデータは読み込めません。塗ったモデルは、Procreateから書き出したUSDZやOBJ、Blenderで書き出し直したGLBとして使ってください。

まとめ

Procreateで描いた絵は、PNGかJPEGで書き出してFigmeeにアップロードすれば、iPadのブラウザだけで3D画像から3Dモデル(GLB / 3MF)の保存まで進められます。書き出すときは、主役1体の全身を、無地に近い背景で、20MB以内にまとめるのが目安です。

できた3DモデルをProcreateの3Dペイントで塗り直したいときは、ProcreateがUSDZとOBJしか読めないため、PCのBlenderでGLBをUSDZに変えます。PCが要るのは主にこの変換と、形そのものを直す作業です。回転動画の書き出しも、iPadのSafariでは使えない場合があります。

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